方丈記

私の中で人生を変えた1冊『方丈記』

(本当に目の前真っ暗で考えの出口が見つからず、心の奥底で助けを求めていたときに出会った本。)

 

鴨長明の随筆(名前は知ってたけど読んだことはなかった)

 

平安時代末期から鎌倉時代にかけての文献。

有名な「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」

世の諸行無常を説いている。

彼は、京都下鴨神社の神官を統率する鴨長継の次男として生まれ、一族権力争いに敗れる。

のち天変地異を生きている。

安元の大火(1177年)、治承の竜巻(1180年)、福原遷都(1180年)、養和の飢饉(1185年)、元暦の大地震(1185年)

 

欲望や出世、人間の生きる苦しさ、どうにもならないことへの無力さをつらつらと書き表現している。

絶望だけでなく現実を受け入れながら淡々と生きるということ・・・

 

最後は丈四方の方丈(狭い庵)を結び穏棲

(現在、下鴨神社境内の河合神社に復元されている。見た時はびっくりしました。今で言う究極のミニマリストだと思う。)

 

随筆の最後に自問自答の末、ごく自然に念仏が口をついて出たといっている。

ここにすべての意味が集約されてる気がする。

 

 仏に対して請い願うことのない無心の境地から出たものである。

ともいっている。

 

私は想い念ずることと解釈している。(今のところ)

それによりどこか観念するという気がする。それほど無力なのだと諦めてしまうこと・・・(謙虚に)

 

あらゆることにおいて願望が邪魔するのであって淡々と生きるということのいかに大切なことかと痛感する。(一生懸命に淡々とね!)

また、そうありたいと思う日々です。(これが結構難しいのです)

 

これは、夏目漱石「則天去私」に通じるものと思っておりますが、違うかなぁ~

 

今、話題の「世界一貧乏な大統領ホセ・ムヒカ氏」

スピーチが有名です。

なんだか相通じるものがあると感じるのは違うかなぁ~

 

むかしの書物から学び助けられました(笑)

 

*参考文献 方丈記 鴨長明 武田友宏編 & wikipedia